『Shelikes』に入会した話
9月中旬、「Shelikes」というキャリアスクールに入会しました。
入会したのは、私が勉強したいと思っていた「ライティング」、「ブランディング」、「チラシデザイン(受講コースとしてはWEBデザイン)」がオンライン上で学べるからです。
一番に「ライティング」を挙げましたが、純粋なライターを夢見ているわけではありません。
私の夢は、新しいクラシックコンサート企画の立ち上げです。
これまでクラシック音楽にあまり触れてこなかった人たちに向けて、このジャンルならではの深みのある「チルな」体験をしてもらいたい、と思っています。
■この夢に行き着いた経緯(いきさつ)
私は以前から、日本においてクラシック音楽は先入観に邪魔されすぎていると感じていました。
クラシック音楽が万人にウケる音楽とは言いませんが、およそ400年ぐらい前から人間の営みとともに変遷してきたカルチャーは本当に魅力的だし、知らないだけで刺さる人はもっといるはずだと思うのです。
しかし、この夢をビジネスとして回していくのは、そうかんたんなことではありません。
私よりずっと優秀な諸先輩方だってこの問題は重々承知で、初心者のためのコンサートはすでたくさん試みられてきました。
それらは確かに一定の効果を生んでいますが、それでもまだ若年層のクラシック音楽へのイメージは”お堅い”ままです。つまり彼らに届けるには、もっと別のアプローチが必要なのです。
ではその「別のアプローチ」、すなわちこの企画に私らしいオリジナリティを加えるには?
それはコンサートホールを飛び出して、さらに音楽についておもしろおかしく解説を付け加えることだと思いました。
今日のコンサートで演奏されるヴァイオリンの魅力的な音の秘密は?今演奏しているチェリストは学生時代どんな武者修行を積んできたのか?
そうしたフォロー付きのコンサートを、ホールでなくもっと身近なところ、例えばゲストハウスのラウンジなどで開催する。この解説は事前に広報文として使うし、当日にもパンフレットとして配布する。コンサート中は本人が喋った方が親近感が湧くから、私自身はコンサートの裏方に回る。
そういったところまで考えて、私は一つの壁にぶち当たったのです。
■立ちはだかる課題
それは、私のライティングスキルでした。
ご覧の通り、私の文章は、かなり「硬い」部類に入ると思います。中学か高校の時に教科書で読んだ『走れメロス』を思い出されそうな勢いです(太宰治を引き合いに出すのはおこがましいにも程がありますが)。
書くこと自体は嫌いではありません。何せ学生時代は漫画を愛するオタクとして日々同人小説を書いていたぐらいです。ただその時もこのようなコンクリートのような文体で、人に楽しんで読まれている実感はありませんでした。私が頒布していたのはただ妄想を箇条書きにしたような本でした。
この文章力のままでは、ちょっとばかし興味があるような人も「なんか難しそう」と避けて通られるに違いありません。
そこで、私はかねてより広告を見て気になっていたキャリアスクール「She likes」への入会を決めたのです。
■She likesでやりたいこと
「She〜」では、最初に挙げた「ブランディング」などの他にも、コンテンツマーケティングや動画制作、広報・PRのコースも分かれていて、私は今のところ全部のコースが履修できる料金プランに入りました。
コースは基本的に動画での学習と自分で実際にやってみるワークで構成されていて、他の受講者の方は例えばご飯を作っている間にながら見したりする方もいるようです。
できれば年内に大体の動画は履修し終えたいなというのが目標です。
■最後に
ライティングコースを受講して、自分のスキルを磨いたら。
ゆくゆくは20代、30代の働いている男女がふらっとコンサートを聞きに来たいと思えるような、親近感のわく文章が書けるようになりたいと思っています。
私の好きなJ-pop(私の最初の携帯のアドレスは東京事変にあやかったものだった)や、洋画、ミュージカルの話も絡めたりしながら、「ところでこんなコンサートもありますよ」と言えるような。例えばカルチャー系雑誌の後ろにエッセイ連載を持って、さりげなく自然におすすめできるような、そんな文章力が欲しいです。
30歳おひとりさまの私は、果たして夢を掴めるのか。
このブログでも、また途中経過をご報告していきます!
(2021/10/9
この記事も、ライティングコースの課題の一つで書いたものです。
講師の方のフィードバックを受けてリライトしました。)
※10月いっぱいまで、お友達紹介キャンペーンで、紹介した人、された人両方にプレゼントがあるようです。この記事を読んで、気になっているという方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントなどでご連絡ください。