秋吉、30歳おひとりさま

平成生まれのオタク、日々の記録

ショパンコンクールで自分のいまの英語力を実感した話(DAY8)


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5年に1度行われているショパン国際ピアノコンクール。(本来ならば去年が開催年だったが1年延期)

今年のショパンコンクールは既に知名度のある日本人が何人も本選に出場したために、いつになくオンラインで盛り上がりを見せていました。

そんな中私は特定の推しを決めずに、アーカイブ配信されたものを万遍なく見るスタイルで楽しませていただきました。

最終的なコンクールの結果はカナダのBruce (Xiaoyu) Liuさんが第1位でしたね。おめでとうございます!

 

今回、自分事として一番良かったなと思うのは、「英語のコメントがだいぶ読めるようになった」と確認できたこと。

公式のリリースやサイト、演奏動画のコメント欄など、長く書いてある英文をパッと初見したときに、大体言っていることを把握する脳内処理のスピードが速くなったと実感しました。それに、読み始めるときの自分の心のハードルもだいぶ低くなっていた。

これは、毎日続けている英語アプリ「Duolingo」で、易しい英文を見て構造を把握するトレーニングが功を奏しているのかも、しれない。嬉しいことですね!

それと今回の場合、自分が音大出身で、コンクールや音楽に関する予備知識があるという、元々のバックグラウンドへの理解も読解の助けになっています。(前奏曲=preludeなど音楽に関する英語の単語の語彙力の問題。)

 

あと、これが多分一番の理由だけど、特にコメント欄で、それぞれの言葉で讃える文章を読むのは単純に楽しい。コメント者が誰かの演奏・そのピアニズムに触れて書き込みたいと思う、その気持ちの原動力に共感できるからでしょう。

例えば、

"I feel you've come such a long way, even if you were already perfect. Every session, every performance was deeply touching. ”

と書いてあるコメントに私も「わかる、前回の参加からさらに飛躍したよね」とコメント者に話しかけたくなる。

英文として読解しているというよりも、そういうマインドで読んでいるのが、ストレスがなくていいのかも。

まあ、公式サイトはともかく、コメント者が英語ネイティブであるとは限りませんから、完璧な教材とは必ずしも言えませんが。それはそれとして、やっぱり好きなものについて書かれている英語の方が、格段に読みやすいよなと思った次第。

 

一方で、動画の右側に出てくるリアルタイムのコメントは、いっとき荒れ放題なのを見て以来、一切見ないようにしていました。

ショパンコンクールは国際コンクールですから、世界中から若く優秀なピアニストが出場していましたし、配信を見ている方も、様々な国の方がいらっしゃったようです。

ですので公式アカウントも、右側のコメント欄は英語で統一してもらうようお願いされていたのですが(そうじゃなきゃ、日本語でアンチが荒らしてるとか、そういうのわかりませんもんね)、英語でのコメントを頑なに嫌がる人とそれを目ざとく反応してしまう人の応酬が…。

どうしてそんなに意固地になってしまうの?と自分の気持ちが荒れそうだったのでそれ以上考えるのをやめましたが、英語に対する自分の弱みの裏返しのようにも見えるし、それを必要以上に学級会に仕立て上げるのも、ピアニストが演奏している動画には相応しくないよなと、モヤっとしたのでした。

まあ、そのぐらいの小競り合いで済んでよかったというべきかもしれません。

 

(書く習慣DAY8 最近怒ったこと)